最近米国の債務上限問題がニュースになっているけど、
米国で何が起こっているの??
米国のお財布がカツカツになっているんだ。
こんにちは、るかうらです。
最近ニュースでよく見る、米国の債務上限問題。
今回はこのニュースについて何が起こって、どうなったのか解説していきたいと思います。
米国債務上限ってなに??
米国債務上限とは、アメリカ政府が法律で定められた借金の上限に達してしまい、新たに借金を増やせなくなる問題です。
政府は歳出を減らすか、債務上限を引き上げるか、債務上限を停止するかのいずれかの対策を取らなければ、政府資金が枯渇し、国債のデフォルト(債務不履行)や政府機能停止などの深刻な結果を招く可能性があります。
現在の債務の上限は31兆3800億ドル余りで、20年前の7兆3800億ドル余りと比べて4倍以上となっています。
米国債務上限が定められた理由
米国債務上限は、財務規律を守るために設けられました。
もともとは第一次世界大戦中の1917年に、政府が戦費を調達するために国債発行の枠組みを作ったのが始まりです。
戦争のために作られたんだね
米国債務上限になるとどうなるの??
米国は、政府が発行する国債などの借金に法定の上限を設けています。この上限を引き上げなければ政府は新たな財源の確保ができなくなり、政府職員は自宅待機や一時的な解雇を伝えられます。
また、国は国債の元本や利息の支払いができなくなるだけでなく可能性が高まり、最悪支払いが滞る可能性があります。これを債務不履行(デフォルト)と言います。
他にも図書館や、観光名所、博物館などの国が管理する施設が休園になる他、裁判なども延期になる可能性があります。
大変じゃん‼
米国はどうなっちゃうの??
米国も対策をねっているよ
米国政府の対応は??
米国政府は、債務上限問題を解決するためにいくつかの対策を考えています。
- 債務上限の引き上げ
- 債務上限の一時停止
1つ目は「債務上限の引き上げ」です。
これが直接的で確実な対策になります。この対策を行うには議会での承認が必要になりますが、与党民主党と野党共和党の対立や交渉に時間がかかることが予想されます。
2つ目は「債務上限の一時的停止」です。
政府の借金に対して一定期間の債務上限を設けないよう法律を制定済ます。この対策にも議会の承認が必要になりますが、具体的に債務上限を決める必要がなく、早く対応が可能です。
債務上限をやめちゃえば解決じゃん‼
国の信用もあるからなかなかそうは行かないんだよ-
米国はデフォルトになっちゃうの??
じゃデフォルトになっちゃうの??
結論今回はならなかったよ‼
米国のバイデン大統領は5月28日、野党共和党マッカーシー下院議長と債務問題に関して原則合意したと発表されました。これでデフォルトの可能性がなくなりました。
しかし、債務上限の適応停止は2025年1月までの期限付きになりました。
まとめ
米国債務上限問題は、米国政府の財政状況や財政規律に関する深刻な問題です。
この問題は、米国経済や金融市場に大きな影響を及ぼすだけでなく、日本や世界経済や金融市場にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。
今回はデフォルトを回避できましたが、次回も同じとは限らないので、引き続き動向には中止していきたいですね。
今回は回避できたけどまた起きる問題なんだね
次は2025年1月が一つのポイントになりそうだね‼
また注目してみよう‼